小さなころ、友だちと遠出をして、勢いよく雑草が生い茂る野山を走り回り、そのムンムンとする草いきれに息がつまりそうでした。北海道の短い夏は、一気に植物の生命力で満ち満ちます。そんなエネルギーを全身に受けつつ、僕らは力の限り遊びました。子供の頃のそんな気持ちを胸に呼び覚ましながら、浮かんできたメロディーと詩です。目に入るものすべてがキラキラ輝いていました。虫も蝶も樹木も川の魚も、それらがみんな一緒に遊ぶ仲間たちでした。
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