昆布の浜

カモメの岩に 響く鳴き声
漁船のエンジンと波の交わり

浜に光るよ 昆布がならんでる
たくさんとれたから みんなで干してる

駆け抜ける夏を追って 日々の糧と海のめぐみ
生きてゆく北の街で 人の暮らし足もとから

一人で浅瀬 昆布をあつめて
肩に背負って おばあちゃんの笑顔